「碧にとけるジェリーフィッシュ」結末あらすじネタバレ感想

★碧にとけるジェリーフィッシュ
2023.01.20
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こんにちは！藤井さやです。

 

麻倉唯先生の作品、

「碧にとけるジェリーフィッシュ」

の紹介です。

 

この作品、ツイッターで流れてきたのをたまたま見て電子書籍で購入したんですが、絵もストーリーもカップリングもめちゃくちゃ好みで読んで大正解でした♪

何度も読み返している作品の１つです。（続編希望♪）

 

絵が綺麗で安定しているし、攻めはカッコいいし、受けは可愛い&ほんのり大人の色気もあり( *´艸｀)

切ないストーリー展開がたまらなくてキュンキュンします。

 

全体的に清涼感があって優しい雰囲気。（海の描写も綺麗）

無駄にセリフを詰め込まず、キャラの表情やコマの間（ま）を使って見せてくれるところも好きです。

Hシーンの描き方が綺麗で２人の営みに激萌え♪眼福ものでした(^^♪

 

黒髪受け好きの人も是非読んでみてね。

 

 

【カップリング】

伊波 大河 （いなみ たいが）22歳　×　真白 碧　(ましろ あお) 26歳

 

【キーワード】切ない、甘くて優しい、三角関係、年下攻め、黒髪受け
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「碧にとけるジェリーフィッシュ」１話～最終話までの簡単なあらすじ

▼この作品の簡単なあらすじ▼
●碧（あお）が沖縄へ失恋旅行に行く。
↓
●大河（たいが）に出会い、沖縄をガイドしてもらうことに。楽しく過ごす２人。
↓
●ふと見せる碧（あお）の悲しそうな顔が気になり慰める大河。一緒に過ごすうちにお互い好きになる。
↓
●碧の元カレが碧に会いに東京から沖縄へやってくる。もう一度やり直したいと言われた碧は・・・。

 

１巻完結のため、ページ数の都合上なのか最後はやや駆け足気味でしたが、それでも綺麗に上手くまとまったお話でとても読みやすかったです。

 

失恋旅行で１人沖縄へ訪れる碧、大河と出会う～１話ネタバレ

 

彼氏に振られ、沖縄へ１人傷心旅行へとやってきた碧（あお）。

冒頭いきなり大河に人工呼吸される碧。（碧が海でおぼれたため）

 

大河に沖縄をガイドしてもらう事になります。

 

１話ではまだ碧が元カレを吹っ切れておらず、涙してしまう碧が読んでいて切ないです。

 

ちなみに碧はゲイと思われますが、大河はノンケなのかバイなのか、その辺りは不明。

 

ただ、１話で元恋人が男である事をカミングアウトした碧に

”好きになった人がタイプだから（同性同士とかに）偏見はない”

と言っているため、男女どちらでもイける模様。

すっかり意気投合して一緒にお酒を飲む程の仲になった２人ですが、元彼の事を想って碧がふと見せる寂し気な表情や涙が気になり、放っておけなくなる大河。

 

酔っ払い、元彼と間違えて涙を流しながら大河の首に腕を回す碧に大河は思わずキスします。

 

大河「１人でするの？俺が代わりにしてあげるよ」～２話ネタバレ

酔っていたため、昨夜大河に抱きついたことも大河にキスされたことも覚えていない碧。

碧を元気づけるため、大河は碧を沖縄の色々な場所に案内します。

 

とても世話焼きで優しい性格の大河。

 

なんで旅行先を沖縄にしたの？

と大河に聞かれた碧は、元彼が来たかった場所だから、と答えます。

 

吹っ切れたはずなのに、

と言いながら涙を流す碧を

大河は思わず抱きしめ慰めます。

洞窟からの帰り道、お互いの兄弟の話になります。

 

碧は妹、大河には兄がいますが、大河と兄はちょっと訳アリのようで・・・

 

宿の部屋に帰り、ベッドに横になる碧。

ふとさっきの自分に触れる大河の大きな優しい手を思い出し、１人Hを始めてしまいます。

 

こんなのダメなのに、

と思いながらも止められない碧。

 

そこへタイミング悪く大河が入ってきます。

慌てて隠したものの、何をしていたのか大河にバレてしまう碧。

 

大河　おねがい　ちょっとだけ１人にして・・・

と涙を流しながら懇願する碧。

そんな碧に対し、

１人でするの？ともやってヤツのこと考えてしてたんだろ　俺が代わりにしてあげるよ

と言い出します。

ただの「手伝い」とはいえ、かなりHでした(・∀・)

 

でも切ない。碧の涙が見ていてとにかく切なくなります。

大雨の中、飛び出した碧を追いかける大河。結ばれる２人～３話ネタバレ

大河に１人Hを手伝ってもらった事を後悔する碧。

 

こめん　気持ち悪かったでしょ　反省してる　忘れて

と大河に告げます。

 

後悔して大河を避けようとする碧に対し、大河は碧が泣いていたことを気にしている様子。

 

包丁で手を切ってしまった碧の指をためらいなく舐めたり、碧の気持ちとは裏腹に大河は碧に対して同情以外の感情が芽生えている様子。

 

自己嫌悪に陥った碧は

「お世話になりました」という置き手紙と

宿泊代を部屋に置き、大雨の中宿を飛び出します。

 

雨でフェリーが欠航している事を知り、

ずぶ濡れで呆然としている碧の元へ

大河が追いかけてきます。

 

宿をチェックアウトしてしまい、

行くところがない碧を大河は自分の家へ連れていきます。

初めて身体を繋げた２人。

 

２人の唇が触れるまでのゆっくりとしたコマの流れ方が素敵でした♪

碧の元カレ登場。やり直したいと言われた碧は・・～４話ネタバレ

碧が沖縄に行っている事をSNSで知った元カレの智哉（ともや）。

碧を追いかけて沖縄までやってきます。

 

碧と再会し、碧を抱きしめる智哉。

もう一度やり直したいと言われる碧だったが、

混乱したまま智哉から逃げ出してしまう。

智哉は優しいけど世間体を気にする男。

 

男である碧と付き合っている事が同僚にバレそうになり、怖くなって碧を振りますが、碧を傷つけてしまったことを後悔しています。

 

家も厳しく、母親からお見合いを勧められていた智哉。

 

碧を追いかける大河。

碧は智哉の話を大河にしますが、話しの途中で大河が碧の唇を塞ぎます。

（”それ以上元カレの話をしないで”って感じでちょっと嫉妬している様子の大河）

 

そのまま大河の家へ行き、愛し合う２人。

とても切なくてすごくHでした( *´艸｀)

 

お互い惹かれ合うのを止められない大河と碧。元カレが入り込む隙はなさそう。

 

大河は兄の話を碧にします。

「俺はしょせん兄貴の代わりだったから」

と何やら訳アリな感じの大河が碧は気になります。

兄の代わりとして育てられてきた大河。

 

誰よりも”代わり”として扱われる事がイヤだったはずなのに、碧に対しては”元カレの代わりに慰めてあげれたら”と自ら思ってしまうほど碧に惹かれている様子。

元彼の代わりなんかじゃない～５話ネタバレ

冒頭、智哉の回想から始まります。

 

会社の同僚に碧と説き合っている事がバレそうになった智哉。

世間体が怖くなって碧に別れを告げます。

碧の事をとても大事にしていたのに、世間体で簡単に別れる智哉に内心イラッとしましたが、厳しい家庭で育った智哉に同情もします。

智哉に今の自分の気持ちを伝える事にした碧。

 

もう一度やり直したいと言う智哉に対し、

好きな人がいる

と伝えます。

 

２人が話していると突然遠くで大声が聞こえ、

見るとそこには怪しげなスーツ姿の男たちに囲まれて言い争う大河の姿が。

 

素性の分からない男（大河）に碧を任せられないと碧を抱きしめ、一緒に帰ろうと言いだす智哉。

 

２人の抱擁を目撃してしまった大河は黙ってその場を去ります。

（碧は大河に見られた事に気づいていない）

 

宿に戻り、大河が今日来るはずなのに来ない事を宿の人に聞いた碧は大河を探します。

そして、

誰かの代わりなんかじゃなく大河の事が好きだと大河に伝えます。

２人の想いがやっとはっきり通じ合い、抱きしめ合う２人でした。

大河、覚悟を決めて父親の元へ～６話ネタバレ

 

冒頭からお風呂で致してる２人♪

最中の碧の切なげな表情と涙が可愛くてたまりません♪

 

今までの我慢していた感じから解放されて気持ち良さそう。

 

兄のようになれと言われて育ってきた大河。

英才教育で育てられたお兄さんは親に嫌気が差して家を出ていきます。

 

兄の代わりに家の跡継ぎになる事を求められた大河でしたが、兄の代わりとして扱われる事に我慢できず、大河もまた家出します。

「智哉の代わりなんかじゃなく大河が好き」って碧に言われた大河、初めて人から”自分自身”を見てもらえて嬉しかっただろうな。

 

”俺にも大河を支えさせてほしい”と言う碧。

包容力のある受けちゃん好きです♪

 

碧に出会って考え方が変わった大河。

親から逃げてばかりじゃなくそろそろ覚悟を決めようと決意します。

大河の申し出で大河の親の元へ一緒に向かう碧。

 

ちなみに碧に振られた元カレの智哉は大河に見送られ、フェリーに乗って帰っていきました。

 

大河と智哉、見た目も性格も全然違うけど、家庭環境はちょっと共通する所があったり、お互い通じるものがあった様子。

 

今カレvs元カレでバチバチ火花を散らす展開ではなくよかったです。

 

「碧にとけるジェリーフィッシュ」最終話ネタバレ感想

 

大河は碧と一緒に父親の元へ行きます。

 

付いた場所は大きなホテル。

大河はホテルを経営する伊波グループの御曹司でした。

 

逃げ続ける事をやめ、

「俺は俺の意思で家を継ぐ」

と父親に宣言する大河。

 

結局、大河のお父さんは大河が家出した後

自分のしてきた事を後悔し、その後は

大河の事をずっと見守っていた事が判明。

 

ホテルの部屋に戻った２人。

大河にプロポーズされた碧はー・・・。

 

とにかく絵が綺麗で切なくて、ストーリーも大河×碧のカップリングも最高。

２人のやりとりにめちゃくちゃ萌えました♪

 

興味のある人はぜひ読んでみてね。

 

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