予告はまさかの英二&月龍でした。
英二って月龍と話している時が一番素(す)というか力が抜けてて自然な感じがするのは私だけ?
ウザそうな喋り方の英二、なんか好きなんですが(笑)。
ちなみに英二が逃げ出そうとしたのは原作では3回です。
「最初は腹が痛いと仮病を使い、二度目は給仕の頭を花瓶で殴り」、そして3度目は「食事を運ぼうと給仕がドアを開けたちょっとしたスキに」逃げ出そうとしたので薬で眠らせたという月龍の部下のセリフがあります。
今回の予告はキャラの顔より風景が多かったですね。チャイナタウンとか、海とか、空とか、夕日とか、本当に綺麗。
アッシュと英二のフェリーのシーンが映りました。アッシュの本名のアスランの意味が分かる何気に重要なセリフのシーンですね。
英二がぽかんとした顔をしてるのは多分アッシュが「売〇」しにいくと言って出かけるシーンかな。キッパードに会いに。
若造りした「15歳のアッシュ」はアニメではどんな感じになるんだろう?
シンの服装が変わってましたね。なんかチャイナ組っていっつも服のデザインと色が変じゃない?なぜ?ショーターといい、月龍といい。
アニメ放映後にまた原作比較記事追加します。
バナナフィッシュ17話アニメと原作比較
17話の作画期待してたんですが、期待し過ぎたせいか、良い所は良いけど微妙な所は微妙だなといった印象でした。
17話はBGMが少なめでストーリーを邪魔する事がなかったので集中してそれぞれのシーンを映画のようにじっくりと味わう事が出来ました。
ケインとアッシュの再開シーンはカットされてしまいました。
アッシュの姿を見たケインの手下たちが
「うわぁぁ~!!」「でたぁ~!」
と叫び、
「一体何なんだよ」「人をユーレイみたいにいうな」
というアッシュに対してケインが
「その通りだぜアッシュ、お前は死んだ事になっている」
と言い、ケインがアッシュにダウンタウンの今の様子を伝え(誰もアッシュのあとがまになろうとするヤツがいない)、アッシュが「奥村英二という日本人を知らないか?」とケインに尋ねます。
「20歳にはなっているはずだけど14、5歳にしか見えない」
と言うアッシュのセリフがカットされたのも残念(笑)。
そして、アニメ17話冒頭のシンと英二たちのシーンに繋がります。
ちなみにアッシュ、英二、シンの屋上でのシーンですが、アニメではシンのセリフが少しカットされました。
シンは華龍(ホアルン)がまるで別人のようになってしまったのを見ているので、英二からショーターがバナナフィッシュでおかしくなってしまった話を聞いた時に華龍の事を思い出してピンと来て英二の話が嘘じゃないと思った、というようなセリフがありました。
アニメではカットされたので、原作未読の人にとってはシンが英二の話をすんなり信じた事に違和感があった人もあるかもしれません。
アッシュと英二がマンションで食事をするシーンでアッシュが
「あいつ(月龍)の考えている事はよく分からない」
と言いましたが、原作では
「俺に敵対する奴らの理由はいつも単純だ あのオーサーでさえその理由はひどく分かりやすく理解できるものだ でもあいつはまったく得体が知れない まるで実体がつかめねえ あんなやつ初めてだ」
という長いセリフがありましたがカット。
2人のフェリーのシーンのセリフは原作そのままでした。
原作にはないアッシュの切ない表情と、BGMがなくカモメの鳴き声と波の音だけの演出が良かったです。
フェリーでアッシュがブランカの気配にハッと気づくシーンは原作より緊迫感がありました。
図書館で英二がアッシュに「べーっ」っとするシーンですが、原作では
「〇んぽこでも食えば?」
と英二が毒を吐きますがさすがにここはカットされました(笑)。
アッシュとキッパードのシーンは原作ではアッシュのセリフが長いんですがカットされました。(キッパードの昔話を長々とします)
「あんたいつも言ってたっけね 金髪はパーばかりだ インテリはいない そしたらあんたの奥さんと息子も金髪なんだもん あれには笑っちまったな」
とか
「せっかくのドンペリニョンだ」
「あんたいつもすぐおっぱじめてひと口も飲ませてくれなかったじゃない 終わるとすぐシャワーも使わせずにおっぱらうしさ それとも俺たちにはおしゃぶりをする舌はあってもシャンペンを味わう舌はないと思ってた?」
とか結構長いセリフがありました。
キッパードが額を撃たれるシーンのスローモーションとアッシュの顔に血が大量に飛び散るのがすごく臨場感がありましたね。
原作ではアッシュの体にキッパードの血はまったく飛び散らないです。
ED(エンディング)曲の入り方、そして最後にブランカのコツコツという足音で終わる終わり方がこれからの展開を物語っているようで良い演出だなと思いました。
18話の展開予想
アッシュと英二の束の間の平穏な日々も17話のみで終了です。
18話の前半は2人のコミカルなシーンが少しありますが、それ以外は今後最終回に向かってどんどんシリアスになっていくのみです。
アニメ18話のタイトルは
「Islands in the Stream(海流のなかの島々)」
でヘミングウェイの小説です。
ブランカがヘミングウェイの愛読者で、18話のアッシュの回想シーンでブランカがこの小説の内容についてアッシュに教えるシーンがあります(人の孤独について書かれている、と)。
18話はアッシュが英二の元を去っていくシーンくらいまでかな。
ちなみに18話の総作画監督は山田歩氏なので安定した作画になるんじゃないかと期待しています。
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